Japanische Klassiker mit Furigana
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あんごじんせいあんない
安吾人生案内
Lesen Sie 安吾人生案内 (あんごじんせいあんない) von Sakaguchi Ango (坂口 安吾) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 21.941 Zeichen · 43 Bildschirme
から明日にしてくれ”というので、翌日また自分だけで行くと、買出人らしいのが二三人いて爺さんは“今金が入ったから大丈夫”といった。その夜自分と大内は吉沼村の農家から俵を一俵持出し、畠の中で袋に入れかえ二人ともはだしになり蚕飼村へ行った、“今晩は今晩は”と何度もよんだが中から返事がない。そこで大内が“今晩は”と声をかけ雨戸をあけて家の中をみていたが“誰かが倒れているようだ”というので自分も行って月の光に中をのぞいてみると、土間に裸で爺さんが倒れていた。その中大内が“家の中に誰かいる”といったので驚きそのまゝ裏の方に逃げ約三丁程はなれた西方の神社まで夢中で逃げ、そこでもっていた袋を“こんなものを持っていると怪しまれる”と道路の側に捨てた(下略)」と述べ、次の四点について不満をもらしている。※(丸1、1-13-1)高橋の内妻吉田照子を証人によんでくれといったのに何故よばなかったか、※(丸2、1-13-2)二人は当夜泥足で行ったのだから畳に足跡がついているはずだ、※(丸3、1-13-3)大内が後から抱くようにして首を絞めたとすれば大内の着衣に血が着いていなければならぬ、※(丸4、1-13-4)捜査主任は何故私に法廷でこの供述書に書いてある事をひっくり返す様な事をしてくれるなといったか。