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Japanische Klassiker mit Furigana

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こねこはなにをしったか

小ねこはなにを知ったか

小川 未明

Lesen Sie 小ねこはなにを知ったか (こねこはなにをしったか) von 小川 未明 (おがわみめい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 5.213 Zeichen · 11 Bildschirme

Aozora Bunko

そのうちに、小ねこは、いつまでも子供でなかった。そして、もはや、いままでのように、はねたり、飛び上がったりして遊ばなくなりました。

ちょうど、この時分から、三人は、ねこのめんどうを見てやることが、だんだんうるさくなったのでした。

「姉さん、ねこにご飯をおやりよ。」と、弟がいいますと、

「あら、ずるいわ。こんどは、私の番ではないわ。おまえの番じゃないの?」と、姉さんはいいました。

ねこは、また、ねこで、だんだん横着になってきました。鰹節をたくさんかけなければ、ただ香いを嗅いだばかりで食べようともいたしません。そうでなければ、鰹節のところばかり拾って、白いご飯のところは、残してしまいます。

「お母さん、うちのねこは、ご飯を食べませんよ。」と、子供たちはいいました。

すると、お母さんは、仕事をしながら、

「しんせつにしてやらないからですよ。鰹節をたくさんかけてやれば、お腹がすいているのなら、食べないことはありません。」といわれました。

みんなは、そうかと思いました。それで、こんどは、鰹節をたくさん削って、かけてやりました。ねこは、鰹節のかかっているところだけ食べて、やはり、みんなは食べませんでした。