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Japanische Klassiker mit Furigana

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しょうねんたんていちょう

少年探偵長

海野 十三

Lesen Sie 少年探偵長 (しょうねんたんていちょう) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 110.286 Zeichen · 221 Bildschirme

Aozora Bunko

「金谷先生。よけいなおしゃべりをなさるものじゃありませんわ。かかりあいがあると思われて、警察へひっぱりだされるようなことがあったら、つまらないじゃありませんの」と、かるくたしなめた。

「まいった。これは一本まいりました。今までのおしゃべりは取消しだ」

と、金谷先生はすっかり悄気てしまった。それがまたおかしくてたまらないと、同僚たちは腹をかかえて笑った。

金谷先生は、てれくさくなって、ひとりその座を立って、運動場へでていった。運動場では、早く登校した生徒たちが、元気にはねまわっていた。

「金谷先生」先生は、自分の名前をよばれて、はっとわれにかえり、その方を見た。

四人の少年が、そろって、前へ近づいた。その中には春木少年の顔が交っていた。その外に、小玉君、横光君、田畑君の三少年がいた。

「どうしたの。いやに改まっているね」

と、金谷先生が受持の学童の顔を見まわした。

「先生。ぼくたち四人は、少年探偵団を結成しようと約束したんです。それで、先生に少年探偵団の顧問になっていただきたいのです」少年たちの話は意外な申入れだった。

「少年探偵団だって。それはいったい、なんの目的で結成するのかね」