Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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やぎひげへんしゅうちょう

山羊髯編輯長

夢野 久作

Lesen Sie 山羊髯編輯長 (やぎひげへんしゅうちょう) von 夢野 久作 (ゆめのきゅうさく) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 51.441 Zeichen · 102 Bildschirme

Aozora Bunko

「冠省(かんしょう)、昨夜博多ホテル霜川支配人より、玄洋日報社に羽束と称する記者ありやと尋ねられしまま、失礼ながら小生保証致置候(いたしおきそうろう)。序(ついで)に御同宿の婦人の事、同支配人より委(くわ)しく拝承、貴殿ならではそこまで引っぱり込み得ざる相手と存じ、本社の特種と致度(いたしたく)、警察と打合わせ手配を依頼仕候(つかまつりそうろう)。そのため貴殿にも何事も洩らさず同婦人に自由行動を執(と)らせ候段、何卒(なにとぞ)不悪(あしからず)御諒恕(ごりょうじょ)賜(たま)わりたく、貴殿の御骨折に対しては警察当局も感謝致居候(いたしおりそうろう)。御ゆっくりと御休息の上、明日より御出社相願度(あいねがいたく)委細はその節を期し申候(もうしそうろう)。

封入の金子(きんす)、貴殿俸給の内渡(うちわたし)に有之(これあり)候間(そうろうあいだ)御査収願上候(ねがいあげそうろう)

匆々

つ も り印」

封入の札を数えてみると十円で七枚あった。吾輩は舌なめずりをした。それから顔をツルリと撫でまわして又一つ舌なめずりをした。