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Japanische Klassiker mit Furigana

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へいわじぎょうのしょうらい

平和事業の将来

大隈 重信

Lesen Sie 平和事業の将来 (へいわじぎょうのしょうらい) von 大隈 重信 (おおくましげのぶ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 11.320 Zeichen · 23 Bildschirme

Aozora Bunko

ならば、東洋人――東洋人といって日本人と区別しないのである。あるいは欧羅巴人から見れば有色人、なるほど色の上から言えば、日本人も支那人も大なる違いはないようであるが、色を以て人間を区別するということは、これは根本を誤っているのである(拍手)。一と皮剥けば、欧羅巴人の骨も、日本人の骨も同様である。一と皮剥けば、骨どころでない、肉も血も同じことであるのである。しかし、旧来の慣習はそういう工合になっているのである。これが世界の平和ということに付いて、大なる疑問をもっている一つである。

これも今日起ったんではない。日本が未だ世界に知られぬ中は、その有様がよほど盛んであった。一番盛んであったのは何処であるかというと、阿弗利加のナタール殖民法案というものを諸君は知っているであろう。これが一番古いものである。前世紀の初めに拵えたものである。それからケープコロニーの殖民、濠州の殖民、それから太平洋を渡って、亜米利加合衆国、太平洋沿岸の殖民、もっともその中に新西蘭というものもあるが、これは手厳しい方である。それから加奈陀、こういう訳である。其処に行くと、支那人も、朝鮮人も、馬来人も、印度人も、ニーグローも、日本人――傲慢なる大和民族、大国民という先生方とを、少しも区別せぬ。