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Japanische Klassiker mit Furigana

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げんだん

幻談・観画談 他三篇

幸田 露伴

Lesen Sie 幻談・観画談 他三篇 (げんだん) von 幸田 露伴 (こうだろはん) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 80.544 Zeichen · 161 Bildschirme

Aozora Bunko

剛勇ではあり、多勢ではあり、案内は熟く知っていたので、忽に淀の城を攻落し、与二は兄を一元寺で詰腹切らせてしまった。その功で与二は兄の跡に代って守護代となった。

阿波の六郎澄元は与一の方から何らかの使者を受取ったのであろう、悠然として上洛した。無人では叶わぬところだから、六郎の父の讃岐守は、六郎に三好筑前守之長と高畠与三の二人を付随わせた。二人はいずれも武勇の士であった。

与二は政元の下で先度の功に因りて大に威を振ったが、兄を討ったので世の用いも悪く、三好筑前守はまた六郎の補佐の臣として六郎の権威と利益とのためには与二の思うがままにもさせず振舞うので、与二は面白くなくなった。

そこで与二は竹田源七、香西又六などというものと相談して、兄と同じような路をあるこうとした。異なっているところは兄は六郎澄元を立てんとし、自分は源九郎澄之を立てんとするだけであった。とても彼のように魔法修行に凝って、ただ人ならず振舞いたまうようでは、長くこの世にはおわし果つまじきである、六郎殿に御世を取られては三好に権を張り威を立てらるるばかりである、是非ないことであるから、政元公に生害をすすめ、丹波の源九郎殿を以て管領家を相続させ、我※(二の字点、1-2-22)が天下の権を取ろう、と一決した。