Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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のちのなりひらぶんじ

後の業平文治

三遊亭 円朝

Lesen Sie 後の業平文治 (のちのなりひらぶんじ) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 109.545 Zeichen · 216 Bildschirme

Aozora Bunko

予て左様な処へ口出しは一切いたしませぬと誓いました母と同道のこと故、急立(せきた)つ胸を押鎮(おししず)め、急ぎ宅へ帰って宅の者を見届に遣(つか)わしましたる所、以前に弥(いや)増す友之助の大難、最早棄置(すてお)き難しと心得、早速蟠龍軒の屋敷へ駈付け、只管(ひたすら)詫入り、せめて金だけ返してやってくれと申入れましたる所、私に対して聞くに忍びぬ悪口雑言(あっこうぞうごん)、其の上門弟ども一同寄って群(たか)って手当り次第に打擲いたし、今でも此の通り痕(あと)がございますが、眉間(みけん)に打疵(うちきず)を受けました、其の時私は蟠龍軒を始め一同の者を打果(うちはた)そうかとは思いましたが、予て母の意見もあります事ゆえ、無念を忍んで其の儘帰宅いたしました、然(しか)る処母が私の眉間の疵を見まして、日頃其方(そち)の身体は母の身体同様に思えと、二の腕に母という字を入墨(いれずみ)して、あれ程戒めたのに、何故(なぜ)眉間に疵を負うて来たかと問詰められて一言(いちごん)の申訳もございませぬ、母の身体同様の此の身に疵を付けては第一母に対して申訳なく、二つには彼(あ)のような悪漢を生け置く