Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
のちのなりひらぶんじ
後の業平文治
三遊亭 円朝
Lesen Sie 後の業平文治 (のちのなりひらぶんじ) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 109.545 Zeichen · 216 Bildschirme
二
手先の林藏(りんぞう)と申します者が立花屋(たちばなや)へ参りまして、
林「親方ア宅(うち)かえ」
主「これは親分さん、さアどうぞ此方(こちら)へお上りなさいまし、おい、お火を持って来い」
林「親方、今日来たのは外(ほか)じゃアねえ、少し大切(だいじ)な事があって来たのだから不都合のねえように云ってくんなよ」
主「へえ大切な御用と云うのは何事ですか」
林「奥に友之助が隠れているな」
主「えっ」
林「やい親爺(おやじ)、とぼけるな、それだから予(あらかじ)め不都合のないようにしろと云ったんだ、二三日(ち)前から緑町(みどりちょう)の医者が出入(でいり)をしているが、ありゃア誰が医者にかゝっているのだ」
主「えっ……」
林「この親爺、何処(どこ)までとぼける積りだ、えゝ面倒だ、金藏(きんぞう)踏ん込(ご)め」
金「やい友之助、御用だ」
主「もし/\親分え、そんな無慈悲な事を為すっちゃア困るじゃアございませんか、友之助は身体中疵(きず)だらけでございますぜ」
林「うむ、少しは疵も付いたろう、自業自得(じごうじとく)だ、誰を怨(うら)むところがあるか、神妙にお縄を頂戴しろえ、これ友之助、大切(たいせつ)な御用だぞ、上(かみ)へお手数(てすう)の掛らねえように有体(ありてい)に申上げろよ