Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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いとこへのてがみ

従妹への手紙

宮本 百合子

Lesen Sie 従妹への手紙 (いとこへのてがみ) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 5.554 Zeichen · 12 Bildschirme

Aozora Bunko

いくら可哀想と思い血の涙をこぼしても、金を出さなければ医者のよべないブルジョア社会で、一文なしならどうしましょう。医者にかけられずに子を死なせた親を情なしと云ったら口はさけます。

ブルジョア社会では、親が金の余裕をもってその子が幸福になるように考えてやらない限り、誰も責任は負ってくれない。親の貧乏なのはその子の不仕合わせ。両親を失ったのは不運ときめて、冷ややかなものです。

ソヴェトの世の中、働くものの世界がくれば、どの子だって生まれたからにはソヴェトの子、働くものの社会の子、です。

仕合わせになるよう、いい働きてとなるよう、国家(働くものの社会的連帯)の力で育てあげる。その証拠には、この「五月一日の子供の家」にしろ、暮している子供達を御覧なさい。実に快活で、朗らかで、生粋のピオニェールたちです。

わたし達は子供たちが出して何か書いてくれという手帳に次のように書きました。

「みなさん!

わたし達はみなさんに会って本当にうれしいと思います。ソヴェト同盟の新しい社会の値うちがみなさんの生活のうちに生きているのを見るのは、何とうれしいことでしょう! いい働きてになって下さい、一日も早く、世界の子供たちが、ソヴェト同盟の子供たちのように生活できるようにしましょう。