Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
かいせいガン
怪星ガン
海野 十三
Lesen Sie 怪星ガン (かいせいガン) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 113.544 Zeichen · 227 Bildschirme
住む家は、いくらでも生えているびんろう樹などを切ってきて、その木を柱にし、葉をあんで柱の間にはりめぐらすと家ができる。すべて無料で手にはいる。どうだね、三根クン」
帆村の話に、三根夫はうなった。なるほど未開地の原地人は、たしかに衣食住に金を払っていないようだ。原地人のほうが文明人よりも幸福といえるのだろうか。いやいや、どうもすこしちがうようだ。このことは、ゆっくり考えてみよう。
「衣食住のものは無料でも、ほかの品物はお金をださないと買えないんでしょうか」
「そういうものもあるらしいね。たとえば、ほら、あの店に並んでいる額にはいっている油絵。あれには値段をかいた札がつけてあるよ」
「あ、なるほど。三十五ドルと、値段がついていますね。地球の値段より高いですね」
「ほら、あのとなりには人形を売っている。あれにも値段の札がついている」
「ええ、ついていますね。これはおどろいた」
「三根クン。ぼくたちの目には見えない品物が店に並んでいるとは思わないか」
「えっ、なんですって」
ふしぎなことを帆村がいったので、三根夫は目をぱちくり。
「たとえば、この店にだね、本がならんでいるが、それは店の棚の一部分だ。