Japanische Klassiker mit Furigana
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かいせいガン
怪星ガン
海野 十三
Lesen Sie 怪星ガン (かいせいガン) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 113.544 Zeichen · 227 Bildschirme
三根夫は両手をあげた。そのとき撮影録音機のはいっている包みがごとんと音をたてて下に落ちた。ハイロも、三根夫とおなじように手をあげた。
信号灯
ガスコは、すっかりいばってしまい、
「ははは。ざまを見ろだ。ここできさまたちふたりを片づけてしまえば、おれの立場は、ますます安全となる。おれは運がいいよ」と、みょうなことをいった。
三根夫は、ちらりとハイロのほうを横目で見た。するとハイロは、首も手足もなく、服だけが両手をあげていて、ハイロの表情を知ることができなかった。これには困った。
ガスコは、ハイロのほうへ寄ってきた。そして一挺のピストルをポケットにしまい、そのあいた方でハイロの頭を手さぐりして、かれの大きな耳をつかんだ。
「やい。きさまも、はやくお面をぬぐんだ」
「あ痛た、たッたッたッたッ」ガスコは、ハイロが正真正銘のガン人であることにもっと先に気がついていなくてはならなかった。ハイロの頭や手足が見えなくなったときに、ハイロこそガン人のひとりだとさとるべきだった。ところがガスコは、はじめからハイロを、三根夫とおなじ地球人であると思いこんでいたために、この重大なまちがいをしでかしたのだ。