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Japanische Klassiker mit Furigana

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かいだんぼたんどうろう

怪談牡丹灯籠

三遊亭 円朝

Lesen Sie 怪談牡丹灯籠 (かいだんぼたんどうろう) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 123.879 Zeichen · 246 Bildschirme

Aozora Bunko

んだ、己が迷惑を受けるだろうじゃないか、私は此のお屋敷に八ヶ年も御奉公をして、殿様から正直と云われているのに年嵩だものだから御疑念を受ける、孝助どうしたか云わねえか」

孝「私は覚えはないよ」

源「覚えはないといったって、胴巻の出たのは何うしたのだ」

孝「何うして出たか私ゃ知らないよ、胴巻は自然に出て来たのだもの」

國「自然に出たと云ってすむかえ、胴巻の方から文庫の中へ駆込むやつがあるものか、そら/″\しい、そんな優しい顔つきをして本当に怖い人だよ、恩も義理も知らない犬畜生とはお前の事だ、私が殿様にすまない」

と孝助の膝をグッと突く。

孝「何をなさいます、私は覚えはございません、どんな事が有っても覚えはございません/\」

國「源助どん、お前から先へ白状おしよ」

源「孝助、己が困る、己が智慧でも付けたようにお疑ぐりがかゝり、困るから早く白状しろよ」

孝「私ゃ覚えはない、そんな無理な事を云ってもいけないよ、外の事と違って、大それた、家来が御主人様のお金を百両取ったなんぞと、そんな覚えはない」

源「覚えがないと計り云っても、それじゃア胴巻の出た趣意が立たねえ、己まで御疑念がかゝり困るから、早く白状して殿様の御疑念を晴してくれろ」