Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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かいだんぼたんどうろう

怪談牡丹灯籠

三遊亭 円朝

Lesen Sie 怪談牡丹灯籠 (かいだんぼたんどうろう) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 123.879 Zeichen · 246 Bildschirme

Aozora Bunko

事なり、今汝が錆槍にて脾腹を突かれし苦痛より、先の日汝が手を合せ、親の敵の討てるよう剣術を教えてくだされと、頼まれた時のせつなさは百倍増であったるぞ、定めて敵を討ちたいだろうが、我が首を切る時は忽ち主殺しの罪に落ちん、されば我髷をば切取って、之にて胸をば晴し、其の方は一先こゝを立退いて、相川新五兵衞方へ行き密々に万事相談致せ、此の刀は先つ頃藤村屋新兵衞方にて買わんと思い、見ているうちに喧嘩となり、汝の父を討ったる刀、中身は天正助定なれば、是を汝に形見として遣わすぞ、又此の包の中には金子百両と悉しく跡方の事の頼み状、これを披いて読下せば、我が屋敷の始末のあらましは分る筈、汝いつまでも名残を惜しみて此所にいる時は、汝は主殺の罪に落るのみならず、飯島の家は改易となるは当然、此の道理を聞分けて疾く参れ」

孝「殿様、どんな事がございましょうとも此の場は退きません、仮令親父をお殺しなさりょうが、それは親父が悪いから、かくまで情ある御主人を見捨てゝ他へ立退けましょうか、忠義の道を欠く時は矢張孝行は立たない道理、一旦主人と頼みしお方を、粗相とは云いながら槍先にかけたは私の過り、お詫の為に此の場にて切腹いたして相果てます」