Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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かいだんぼたんどうろう

怪談牡丹灯籠

三遊亭 円朝

Lesen Sie 怪談牡丹灯籠 (かいだんぼたんどうろう) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 123.879 Zeichen · 246 Bildschirme

Aozora Bunko

と座敷へ通し、

相「さて孝助殿、夜中のお使定めて火急の御用だろう、承りましょう、えゝ何う云う御用か、何だ泣いているな、男が泣くくらいではよく/\な訳だろうが、どうしたんだ」

孝「夜中上り恐れ入りますが、不思議の御縁、御当家様の御所望に任せ、主人得心の上私養子のお取極はいたしましたが、深い仔細がございまして、どうあっても遠国へ参らんければなりませんゆえ、此の縁談は破談と遊ばして、どうか外々から御養子をなされて下さいませ」

相「はいナア成程よろしい、お前が気に入らなければ仕方が無いねえ、高は少なし、娘は不束なり、舅は此の通りの粗忽家で一つとして取り所がない、だが娘がお前の忠義を見抜いて煩うまでに思い込んだもんだから、殿様にも話し、お前の得心の上取極めた事であるのを、お前一人来て破縁をしてくれろと云ってもそれは出来ないな、殿様が来てお取極めになったのを、お前一人で破るには、何か趣意がなければ破れまい、左様じゃござらんか、どう云う訳だか次第を承わりましょう、娘が気に入らないのか、舅が悪いのか、高が不足なのか、何んだ」

孝「決してそういう訳ではございません」