Japanische Klassiker mit Furigana
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かいだんぼたんどうろう
怪談牡丹灯籠
三遊亭 円朝
Lesen Sie 怪談牡丹灯籠 (かいだんぼたんどうろう) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 123.879 Zeichen · 246 Bildschirme
孝「先月の廿一日、殿様お泊番の夜に、源次郎が密かにお國の許へ忍び込み、明日中川にて殿様を舟から突落し殺そうとの悪計みを、私が立聞をした所から、争いとなりましたが、此方は悲しいかな草履取の身の上、向うは二男の勢なれば喧嘩は負となったのみならず、弓の折にて打擲され、額に残る此の疵も其の時打たれた疵でございます」
相「不届至極な奴だ、お前なぜ其の事を直に御主人に云わないのだ」
孝「申そうとは思いましたが、私の方は聞いたばかり、証拠にならず、向うには殿様から、暇があったら夜にでも宅へ参って釣道具の損じを直して呉れとの頼みの手紙がある事ゆえ、表沙汰にいたしますれば、主人は必ず隣へ対し、義理にも私はお暇に成るに違いはありません、さすれば後にて二人の者が思うがまゝに殿様を殺しますから、どうあっても彼のお邸は出られんと今日まで胸を摩って居りましたが、明日は愈々中川へ釣にお出になる当日ゆえ、それとなく今日殿様に明日の漁をお止め申しましたが、お聞入れがありませんから、止むを得ず、今宵の内に二人の者を殺し、其の場で私が切腹すれば、殿様のお命に別条はないと思い詰め、槍を提げて庭先へ忍んで様子を窺いました」