Japanische Klassiker mit Furigana
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かいだんぼたんどうろう
怪談牡丹灯籠
三遊亭 円朝
Lesen Sie 怪談牡丹灯籠 (かいだんぼたんどうろう) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 123.879 Zeichen · 246 Bildschirme
みね「それだからいやだよ」
伴「手前先へ入れ、手前はこゝの内の勝手をよく知っているじゃアねえか」
みね「怖い時は勝手も何もないよ」
伴「旦那え/\、御免なせえ、夜が明けたのに何怖いことがあるものか、日の恐れがあるものを、なんで幽霊がいるものか、だがおみね世の中に何が怖いッて此の位怖いものア無えなア」
みね「あゝ、いやだ」
伴藏は呟きながら中仕切の障子を明けると、真暗で、
伴「旦那え/\、よく寝ていらッしゃる、まだ生体なく能く寝ていらッしゃるから大丈夫だ」
みね「そうかえ、旦那、夜が明けましたから焚きつけましょう」
伴「御免なせえ、私が戸を明けやすよ、旦那え/\」
と云いながら床の内を差覗き、伴藏はキャッと声を上げ、
「おみねや、己アもう此の位な怖いもなア見た事はねえ」
とおみねは聞くよりアッと声をあげる。
伴「おゝ手前の声でなお怖くなった」
みね「何うなっているのだよ」
伴「何うなったの斯うなったのと、実に何とも彼とも云いようのねえ怖えことだが、これを手前とおれと見たばかりじゃア掛合にでもなっちゃア大変だから、白翁堂の爺さんを連れて来て立合をさせよう」