Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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かいだんぼたんどうろう

怪談牡丹灯籠

三遊亭 円朝

Lesen Sie 怪談牡丹灯籠 (かいだんぼたんどうろう) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 123.879 Zeichen · 246 Bildschirme

Aozora Bunko

と酒肴を出だせば、

志「何うも恐入りましたな、へい是はお吸物誠に有難うございます、先刻から冷酒は持参致しておりまするが、お燗酒は又格別、有難うございます、何卒嬢様にも入っしゃるように今日は梅じゃアない実はお嬢様を、いやなに」

米「ホヽヽヽ只今左様申し上げましたが、お連のお方は御存じがないものですから間が悪いと仰しゃいますから、それならお止し遊ばせと申し上げた処が、それでも往って見たいと仰しゃいますの」

志「いや、此は僕の真の知己にて、竹馬の友と申しても宜しい位なもので、御遠慮には及びませぬ、何卒ちょっと嬢様にお目にかゝりたくって参りました」

と云えば、お米はやがて嬢様を伴い来る。嬢様のお露様は恥かしげにお米の後に坐って、口の中にて

「志丈さん入っしゃいまし」

と云ったぎりで、お米が此方へ来れば此方へ来り、彼方へ行けば彼方へ行き、始終女中の後にばかりくッついて居る。

志「存じながら御無沙汰に相成りまして、何時も御無事で、此の人は僕の知己にて萩原新三郎と申します独身者でございますが、お近づきの為め一寸お盃を頂戴いたさせましょう、おや何だかこれでは御婚礼の三々九度のようでございます」