Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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かいだんぼたんどうろう

怪談牡丹灯籠

三遊亭 円朝

Lesen Sie 怪談牡丹灯籠 (かいだんぼたんどうろう) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 123.879 Zeichen · 246 Bildschirme

Aozora Bunko

みね「私もいやですよ」

白「何しろ雨戸を明けろ」

と戸を明けさせ、白翁堂が自ら立って萩原の首に掛けたる白木綿の胴巻を取外し、グッとしごいてこき出せば、黒塗光沢消の御厨子にて、中を開けばこは如何に、金無垢の海音如来と思いの外、いつしか誰か盗んですり替えたるものと見え、中は瓦に赤銅箔を置いた土の不動と化してあったから、白翁堂はアッと呆れて茫然と致し、

白「伴藏これは誰が盗んだろう」

伴「なんだか私にゃアさっぱり訳が分りません」

白「これは世にも尊き海音如来の立像にて、魔界も恐れて立去るという程な尊い品なれど、新幡随院の良石和尚が厚い情の心より、萩原新三郎を不便に思い、貸して下され、新三郎は肌身放さず首にかけていたものを、何うして斯様にすり替えられたか、誠に不思議な事だなア」

伴「成程なア、私どもにゃア何だか訳が分らねえが、観音様ですか」

白「伴藏手前を疑る訳じゃアねえが、萩原の地面内に居る者は己と手前ばかりだ、よもや手前は盗みはしめえが、人の物を奪う時は必ず其の相に顕われるものだ、伴藏一寸手前の人相を見てやるから顔を出せ」

と懐中より天眼鏡を取出され、伴藏は大きに驚き、見られては大変と思い。