Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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かいだんぼたんどうろう

怪談牡丹灯籠

三遊亭 円朝

Lesen Sie 怪談牡丹灯籠 (かいだんぼたんどうろう) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 123.879 Zeichen · 246 Bildschirme

Aozora Bunko

のじゃ、甘うもあるまいが此の重箱へ詰めて置いたから、二重とも土産に持って帰り、内の奉公人にでも喰わしてやってください」

相「これは又お土産まで戴き、実に何ともお礼の申そうようはございません」

良「孝助殿、お前帰りがけに屹度剣難が見えるが、どうも遁れ難いから其の積りで行きなさい」

相「誰に剣難がございますと」

良「孝助殿はどうも遁れ難い剣難じゃ、なに軽くて軽傷、それで済めば宜しいが、何うも深傷じゃろう、間が悪いと斬り殺されるという訳じゃ、どうもこれは遁れられん因縁じゃ」

相「私は最早五十五歳になりまするから、どう成っても宜しいが、貴僧孝助は大事な身の上、殊に大事を抱えて居りまする故、どうか一つあなたお助け下さいませんか」

良「お助け申すと云っても、これはどうも助けるわけにはいかんなア、因縁じゃから何うしても遁るゝ事はない」

相「左様ならば、どうか孝助だけを御当寺へお留め置きくだされ、手前だけ帰りましょうか」

良「そんな弱い事では何うもこうもならんわえ、武士の一大事なものは剣術であろう、其の剣術の極意というものには、頭の上へ晃めくはがねがあっても、電光の如く斬込んで来た