Japanische Klassiker mit Furigana
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かいだんぼたんどうろう
怪談牡丹灯籠
三遊亭 円朝
Lesen Sie 怪談牡丹灯籠 (かいだんぼたんどうろう) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 123.879 Zeichen · 246 Bildschirme
新「左様か、そうならば一緒に釣に出掛けようかのう」
伴「あなたは慥か釣はお嫌いではありませんか」
新「何だか急にむか/\と釣が好きになったよ」
伴「へい、むか/\とお好きに成って、そして何方へ釣にいらっしゃるお積りで」
新「そうサ、柳島の横川で大層釣れるというから彼処へ往こうか」
伴「横川というのは彼の中川へ出る処ですかえ、そうしてあんな処で何が釣れますえ」
新「大きな鰹が釣れるとよ」
伴「馬鹿な事を仰しゃい、川で鰹が釣れますものかね、たか/″\鰡か※ぐらいのものでございましょう、兎も角もいらっしゃるならばお供をいたしましょう」
と弁当の用意を致し、酒を吸筒へ詰込みまして、神田の昌平橋の船宿から漁夫を雇い乗出しましたれど、新三郎は釣はしたくはないが、唯飯島の別荘のお嬢の様子を垣の外からなりとも見ましょうとの心組でございますから、新三郎は持って来た吸筒の酒にグッスリと酔って、船の中で寝込んでしまいましたが、伴藏は一人で日の暮るまで釣を致して居ましたが、新三郎が寝たようだから、
伴「旦那え/\お風をひきますよ、五月頃は兎角冷えますから、旦那え/\、是は余りお酒を勧めすぎたかな」