Japanische Klassiker mit Furigana
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かいだんぼたんどうろう
怪談牡丹灯籠
三遊亭 円朝
Lesen Sie 怪談牡丹灯籠 (かいだんぼたんどうろう) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 123.879 Zeichen · 246 Bildschirme
と頻りに侍と亭主と刀の値段の掛引をいたして居りますと、背後の方で通り掛りの酔漢が、此の侍の中間を捕えて、
「やい何をしやアがる」
と云いながらひょろ/\と踉けてハタと臀餅を搗き、漸く起き上って額で睨み、いきなり拳骨を振い丁々と打たれて、中間は酒の科と堪忍して逆らわず、大地に手を突き首を下げて、頻りに詫びても、酔漢は耳にも懸けず猛り狂って、尚も中間をなぐり居るを、侍はト見れば家来の藤助だから驚きまして、酔漢に対い会釈をなし、
侍「何を家来めが無調法を致しましたか存じませんが、当人に成り代り私がお詫申上げます、何卒御勘弁を」
酔「なに此奴は其の方の家来だと、怪しからん無礼な奴、武士の供をするなら主人の側に小さくなって居るが当然、然るに何だ天水桶から三尺も往来へ出しゃばり、通行の妨げをして拙者を衝き当らせたから、止むを得ず打擲いたした」
侍「何も弁えぬものでございますれば偏に御勘弁を、手前成り代ってお詫を申上げます」
酔「今この所で手前がよろけた処をトーンと衝き当ったから、犬でもあるかと思えば此の下郎めが居て、地べたへ膝を突かせ、見なさる通りこれ此の様に衣類を泥だらけにいたした、無礼な奴だから打擲致したが如何致した、拙者の存分に致すから此処へお出しなさい」