Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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かいだんぼたんどうろう

怪談牡丹灯籠

三遊亭 円朝

Lesen Sie 怪談牡丹灯籠 (かいだんぼたんどうろう) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 123.879 Zeichen · 246 Bildschirme

Aozora Bunko

と云附け置きました。さて源次郎は皆寝静まッたる様子を窺い、そっと跣足で庭石を伝わり、雨戸の明いた所から這い上り、お國の寝間に忍び寄れば、

國「源次郎さま大層に遅いじゃアありませんか、私は何うなすッたかと思いましたよ、余まりですねえ」

源「私も早く来たいのだけれども、兄上もお姉様もお母様もお休みにならず、奉公人までが皆熱い/\と渋団扇を持って、あおぎ立てゝ凉んでいて仕方がないから、今まで我慢して、よう/\の思いで忍んで来たのだが、人に知れやアしないかねえ」

國「大丈夫知れッこはありませんよ、殿様があなたを御贔屓に遊ばすから知れやアしませんよ、あなたの御勘当が許りてから此の家へ度々お出になれるように致しましたのも、皆私が側で殿様へ旨く取なし、あなたをよく思わせたのですよ、殿様はなか/\凛々しいお方ですから、貴方と私との間が少しでも変な様子があれば気取られますのだが、些も知れませんよ」

源「実に伯父さまは一通りならざる智者だから、私は本当に怖いよ、私も放蕩を働き、大塚の親類へ預けられていたのを、当家の伯父さんのお蔭で家へ帰れるように成った、其の恩人の寵愛なさる