Japanische Klassiker mit Furigana
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かいだんぼたんどうろう
怪談牡丹灯籠
三遊亭 円朝
Lesen Sie 怪談牡丹灯籠 (かいだんぼたんどうろう) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 123.879 Zeichen · 246 Bildschirme
のです」
飯「なアに手前が往くのだ」
孝「私はいやでございます」
飯「べらぼうな奴だ手前の身の出世になる事だ、是ほど結構な事はあるまい」
孝「私は何時までも殿様の側に生涯へばり附いております、ふつゝかながら片時も殿さまのお側を放さずお置き下さい」
飯「そんな事を云っては困るよ、己がもう請けをした、金打をしたから仕方がない」
孝「金打をなすッてもいけません」
飯「それじゃア己が相川に済まんから腹を切らんければならん」
孝「腹を切っても構いません」
飯「主人の言葉を背くならば永の暇を出すぞ」
孝「お暇に成っては何にもならん、そういう訳でございますならば、ちょっと一言ぐらい斯う云う訳だと私にお話し下さっても宜しいのに」
飯「それは己が悪かった、此の通り板の間へ手を突いて謝るから行ってやれ」
孝「そう仰しゃるなら仕方がありませんから取極めだけして置いて、身体は十年が間参りますまい」
飯「そんな事が出来るものか、翌日結納を取交わす積りだ、向うでも来月初旬に婚礼を致す積りだ」
との事を聞いて孝助の考えまするに、己が養子にゆけば、お國と源次郎と両人で殿様を殺すに違いないから、今夜にも両人を槍で突殺し、其の場で己も腹掻切って死のうか、そうすれば是が御主人様の顔の見納め、と思えば顔色も青くなり、主人の顔を見て涙を流せば、