Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

かいだんぼたんどうろう

怪談牡丹灯籠

三遊亭 円朝

Lesen Sie 怪談牡丹灯籠 (かいだんぼたんどうろう) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 123.879 Zeichen · 246 Bildschirme

Aozora Bunko

ものか、嘘だと思うならお前さん今夜行って御覧なせえ」

勇「己アいやだ、ハテナ昔から幽霊と逢引するなぞという事はない事だが、尤も支那の小説にそういう事があるけれども、そんな事はあるべきものではない、伴藏嘘ではないか」

伴「だから嘘なら行って御覧なせえ」

勇「もう夜も明けたから幽霊なら居る気遣いはない」

伴「そんなら先生、幽霊と一緒に寝れば萩原様は死にましょう」

勇「それは必ず死ぬ、人は生きている内は陽気盛んにして正しく清く、死ねば陰気盛んにして邪に穢れるものだ、それゆえ幽霊と共に偕老同穴の契を結べば、仮令百歳の長寿を保つ命も其のために精血を減らし、必ず死ぬるものだ」

伴「先生、人の死ぬ前には死相が出ると聞いていますが、お前さん一寸行って萩原様を見たら知れましょう」

勇「手前も萩原は恩人だろう、己も新三郎の親萩原新左衞門殿の代から懇意にして、親御の死ぬ時に新三郎殿の事をも頼まれたから心配しなければならない、此の事は決して世間の人に云うなよ」

伴「えゝ/\嚊にも云わない位な訳ですから、何で世間へ云いましょう」

勇「屹度云うなよ、黙っておれ」

其の内に夜もすっかり明け放れましたから、親切な白翁堂は藜の杖をついて、伴藏と一緒にポク/\出懸けて、萩原の内へまいり、