Japanische Klassiker mit Furigana
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かいだんぼたんどうろう
怪談牡丹灯籠
三遊亭 円朝
Lesen Sie 怪談牡丹灯籠 (かいだんぼたんどうろう) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 123.879 Zeichen · 246 Bildschirme
伴「へい/\お出でなさいまし」
女「毎晩参りまして、御迷惑の事をお願い申して誠に恐れ入りますが、未だ今夜も御札が剥がれて居りませんので這入る事が出来ず、お嬢様がお憤かり遊ばし、私が誠に困りますから、どうぞ二人のものを不便と思召してあのお札を剥して下さいまし」
伴藏はガタ/\慄えながら、
伴「御尤さまでございますけれども、私共夫婦の者は、萩原様のお蔭様で漸く其の日を送っている者でございますから、萩原様のお体にもしもの事がございましては、私共夫婦のものが後で暮し方に困りますから、どうぞ後で暮しに困らないように百両の金を持って来て下さいましたらば直に剥しましょう」
と云うたびに冷たい汗を流し、やっとの思いで云いきりますと、両人は顔を見合せて、暫く首を垂れて考えて居ましたが。
米「お嬢様、それ御覧じませ、此のお方にお恨はないのに御迷惑をかけて済まないではありませんか、萩原様はお心変りが遊ばしたのだから、貴方がお慕いなさるのはお冗でございます、何うぞふッつりお諦めあそばして下さい」
露「米や、私ゃ何うしても諦める事は出来ないから、百目の金子を伴藏さんに上げて御札を剥がして戴き、何うぞ萩原様のお側へやっておくれヨウ/\」