Japanische Klassiker mit Furigana
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かいだんぼたんどうろう
怪談牡丹灯籠
三遊亭 円朝
Lesen Sie 怪談牡丹灯籠 (かいだんぼたんどうろう) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 123.879 Zeichen · 246 Bildschirme
源「へい、これは何うも、孝助は途方もない事を云ったもので、これは何うも、私は孝助にそんな事をいわれる覚えはございません、おいしい物を沢山に戴いた時は、孝助殿お前は若いから腹が減るだろうと云って、皆な孝助にやって食べさせる位にしているのに何たる事でしょう」
國「そればかりじゃアないよ孝助は殿様の物を掠ねるから、お前孝助と一緒にいると今に掛り合いだよ」
源「へい何か盗りましたか」
國「へいたッて、お前は何も知らないから今に掛り合いになるよ、慥かに殿様の物を取った事を私は知っているよ、私は先刻から女部屋のものまで検めている位だから、お前はちょっと孝助の文庫をこゝへ持って来ておくれ」
源「掛り合いに成っては困ります」
國「夫は私が宜いように殿様に申上げて置いたから、そっと孝助の文庫を持って来な」
といわれて、源助はもとより人が好いからお國に奸策あるとは知らず、部屋へ参りて孝助の文庫を持って参ってお國の前へ差出すと、お國は文庫の蓋を明け、中を検める振をしてそっと彼のお納戸縮緬の胴巻を袂から取出して中へズッと差込んで置いて。
國「呆れたよ、殿様の大事な品がこゝに入っている