Japanische Klassiker mit Furigana
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きょうりゅうとう
恐竜島
海野 十三
Lesen Sie 恐竜島 (きょうりゅうとう) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 98.662 Zeichen · 199 Bildschirme
故に二十四時間の間、我々はここにまっていることにしよう。マルタン」
玉太郎はこの手紙を読んでおどり上った。
「ラツールさん。ケン小父さん、ダビットさん、張さん、それからラウダさん。みんな起きた、起きた、大事件だ」
そうさけびながら玉太郎は空缶をガンガンと打ちならした。
「おい玉太郎の玉ちゃん、どうしたんだい」
ラツール記者が第一に眼をさました。
「恐竜がやって来たのかい」
そういってとびおきたのはダビットだった。
「落ちついて、落ちついて……」
とケンはシャツのボタンをはめながら落着いていた。
張と、ラウダも起きてきた。
「返事が来たのです。ポチがもって来たのです。ごらんなさい、ケン小父さん、これです」
「うん、ポチはなかなかやるね、どれどれ」
玉太郎の手渡したマルタンからの手紙を、ケンはみんなに聞えるように、大きな声でよみあげた。
「ばんざい」
ダビットが両手をあげた。
「どうする」
ケンがみんなを見まわした。
「すぐ出発するか、それとも」
「それともなんですか」
「あの帆船を調べるんだ」
一同の頭の中には、うまくすれば、あの帆船にのって、この島から脱出出来るかも知れないという希望がちらりとかすめた。