Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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だみんどうもうご

惰眠洞妄語

辻 潤

Lesen Sie 惰眠洞妄語 (だみんどうもうご) von 辻 潤 (つじじゅん) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 3.509 Zeichen · 7 Bildschirme

Aozora Bunko

夏になると私は好んで華胥の国に散歩する。南華真経を枕として伯昏夢人や、列禦寇の輩と相往来して四次元の世界に避暑する。汽車賃も電車賃もなんにも要らない。嘘だと思うなら僕と一緒に遊びに行って見給え。

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言葉の感覚――近刊『ですぺら』の広告文に私は『ですぺら』といったってアンペラやウスッペラの親類ではない――と書いた。するとそのたってという奴がたとてになっている。これは僕にとっては恐ろしい致命傷だ。更に、そのいったとてがいうたとてになりいうたかとてになったら、私は自殺するより他に方法はないだろう――いうたかとて――親戚やおまへん――などとやられたら、息を引き取った奴がこんどは逆転して蘇生するにちがいない。まったく言葉という奴は恐ろしい生き物だ。

ルナアルやモランが最近訳されたことは僕のひそかに喜びとするところだ。堀口君の『夜ひらく』はまだ拝見はしないが、嘗つて明星所載の「北欧の夜」の一部だけは読んでいる。僕も偶然にもその頃、ルナアルの小品とモランの詩とを訳して「極光」という雑誌に載せたが記憶している人は少ないだろう。それは中西悟堂が松江から出していた同人雑誌なのだから。