Japanische Klassiker mit Furigana
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あいよあい
愛よ、愛
岡本 かの子
Lesen Sie 愛よ、愛 (あいよあい) von 岡本 かの子 (おかもとかのこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 46.138 Zeichen · 99 Bildschirme
洋服でも、お友達でも。
○「お金入れの口を開けてみて、お金が一文も無いときは何だか可笑くって可笑くって、あはあは笑うのよ。たとえ困るのは知れ切っていても、若さのせいか知らん。」
○「訣れの挨拶のお辞儀をしてしまってから、また立話をする。あんなことあたし達にはないわ。」
○「おなかが減いて家へ帰る電車がなかなか来ないときだけ、ちょっとセンチになるわよ。」
○来年あたりのことまで見当がつくけれど其の先は考えても判らない。考えると頭が痛くなるから止す。
○ついでに洗う洗濯物が無くて、お湯にどっぷり入るときくらい嬉しいことはない。
○「どうしてこう心配事が出来ない性分だろう。もっとも心配事があると直ぐレコードをかけて直ぐ紛らかしちまう癖があるんだけれど。」
○牡丹や桜のように直ぐ散ってしまう花には同情が持てない。枯れてもしがみ付いている貝細工草や百日草のような花に却って涙がこぼれる。
○ラグビーを見ているときだけ男の魅力を感ずる。
○子供は少し不器量なのが好き。
○「自分ながら利口過ぎるのが鼻につくから、少し馬鹿になる稽古をしようと思うんだけど。」
○お金があると、ついお友達と円タクに乗ってしまって。