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Japanische Klassiker mit Furigana

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わがじんせいかん

我が人生観

坂口 安吾

Lesen Sie 我が人生観 (わがじんせいかん) von Sakaguchi Ango (坂口 安吾) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 8.737 Zeichen · 18 Bildschirme

Aozora Bunko

厭世的になるのではなくて、そのムジュンについて「少し考え過ぎると」厭世的になるのもムリがない、というのである。少し考え過ぎなければ決して厭世的にはならないのである。まことに明快であるし、物の順序としては、まさしくその通り、夢と人生にいくら距りがあったって、それについて考えなければコンリンザイ厭世的になるはずはないのである。

彼は自分の生い立ちを語って、

「僕は他人から見れば平々凡々たる家庭に十有余年を過して来たのですが、それは僕にとって幻滅的で少くとも人生の幸福という主題にだんだん懐疑的になってきました。それで努めて外では反比例的に明るく人と交るという習性になってきました。そこには非常に人間的な努力と苦悶がありました。併し僕は人が良く云うニヒリストとかデカダンスにかぶれたことはないのですが、反面とても淋しかったと云う事実は否めない事でした。もちろんぼくも同年輩の男たちと同様ガールフレンドを持ち、リーベとよべる仲になったこともあります。しかしぼくは内省して見ると考える事は大人びた事を考えても所せん体形(系)づけられた行動は矢張り子供の域を脱し得なかったのです」