Japanische Klassiker mit Furigana
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わがじんせいかん
我が人生観
Lesen Sie 我が人生観 (わがじんせいかん) von Sakaguchi Ango (坂口 安吾) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 8.326 Zeichen · 17 Bildschirme
とても真実と認定できがたいようである。
かと云って、菅原通人の告訴状が怪しからんなどと、小生は決して思わない。由起しげ子が手前のことをタナにあげて警視総監や他人にも両手に二ツも荷物をぶらさげられないという理由があって然るべきことを没却してカンカン立腹していても、別に悪いとは思わない。わかったような顔をしたって、どうせ人間はワカラズ屋で、手前勝手なのだ。せいぜいハデにやるべし。両手に二ツも荷物がもてるかい。しかし、お前がもてないことがあるものか。この唐変木め。ガンバレ。負けるな。
トマサンみたいに自殺するのが、結局、負けるということだ。負け犬はそッと埋めてやればいいものを、お通夜の枕元で酔っぱらってハップンする旦那方も――しかし、無邪気で、勇しいな。泉岳寺の四十七士などでも、根はそんな風にしてハップンしたもののようだ。鎌倉に四十七士が奮起するのも眠れる時代の慶事とや云うべし。しかし、敵は手ごわいですぞ。なんしろ、吉良とちがって、女ですからな。ぶてば噛みつくし、殺せば化けるというあの女ですから。ナギナタも心得があるし、キリリとハチマキもしめている。吉良のように物置へ隠れたりしねえや。