Japanische Klassiker mit Furigana
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かたきうちふだしょのれいげん
敵討札所の霊験
三遊亭 円朝
Lesen Sie 敵討札所の霊験 (かたきうちふだしょのれいげん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 125.950 Zeichen · 249 Bildschirme
婆「どうぞお帰りにお待ち申します」
清「大けにお妨げを致しみした、左様ならば」
又「お前さん山手の方へよってお出なさいませんと、道が悪うございますよ、崩れ掛った所が有りますから、何時もいう通りにね、あの寄生木の出た大木の方に附いてお出でなさいよ……あゝまア思い掛なく清兵衞さんがお出でなすって、一晩お泊め申して緩くり話を聞きたいが、お急ぎと見えてハイもう影も見えなく成った、のう婆さん忰の殺されたのは十九日の明方大沓の渡口だったのう婆さん」
婆「あい」
又「奥に泊って居る客人は己の所へ幾日に泊ったっけな」
婆「あれは先々月のちょうど、二十日の晩に泊りました」
又「二十日……えー十九日の明方に川を渡って湯の谷泊りと仰ゃったが、ちょうど二十日が己の所へお泊りと……婆さん、あのお比丘さんの名はお梅という名じゃないか」
婆「何だか惠梅様/\と云ったり、またお梅と呼びなさる事もあるよ」
又「はゝア何でも此の頃頭髪を剃った比丘様に違いない、毛の生えるまで足溜りに己の家へ泊って居るのだ、彼奴ら二人が永禪和尚にお梅かも知れねえぜ、のう婆さん」
婆「それア何とも云えないよ」