Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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かたきうちふだしょのれいげん

敵討札所の霊験

三遊亭 円朝

Lesen Sie 敵討札所の霊験 (かたきうちふだしょのれいげん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 125.950 Zeichen · 249 Bildschirme

Aozora Bunko

疵は暑さ寒さには痛くってならねえ」

庄「怖かねえことであったのう」

傳「それが此処で遇おうとは思わなかったが、お互いに苦労人の果だ」

典「時に改って貴公にお頼み申したいことがあるが、今の婦人は主はないのか」

傳「えゝ主はない、たった姉弟二人で弟は十六七で美い男さ、此の弟は姉さん孝行姉は弟孝行で二人ぎりです」

典「親はないのか」

傳「ないので、伯父さんの厄介になって機を織ったり糸を繰ったり、彼のくらい稼ぐ者は有りませんが、柔しくって人柄が宜い、いやに生っ世辞を云うのではないから、あれが宜うございます」

典「拙者も当地へ来て何うやら斯うやら彼うやって、家を持って、聊か田畑を持つ様になって村方でも何うか居り着いて呉れと云うのだが、永住致すには妻がなけりア成らぬが、貴公今の婦人に手蔓が有るなれば話をして、拙者の処の妻にしたいが、何うだろう、話をして貴公が媒介人にでも、橋渡しにでもなって、貰受けて呉れゝば多分にお礼は出来んが、貴公に二十金進上致すが、その金を遣ってしまってはいかぬけれども、貴公も左様して遊んで居るより村外れで荒物店でも出して、一軒の主になって女房子でも持つ