Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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かたきうちふだしょのれいげん

敵討札所の霊験

三遊亭 円朝

Lesen Sie 敵討札所の霊験 (かたきうちふだしょのれいげん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 125.950 Zeichen · 249 Bildschirme

Aozora Bunko

又「御寝なるたって彼奴が薬師堂に居た時、私は奉公に這入ったが、彼奴も未だ老朽る年でもないから、肌寒いよって、この夜着の中へ這入って寝ろと云うので、拠ろなく這入って寝たが、婆ア比丘尼じゃアから厭で/\ならん、お前がうんと云うてくれゝば、惠梅に別れて、私は此処の家へ這入って働き男になり、牛馬を牽いたり、山で麁朶をこなし、田畑へ出て鋤鍬取っても随分お前の手助けしようじゃアないか、然うして置いて下さい」

やま「そんな事を仰しゃっては困ります、それでは明日にも直にお発足遊ばして下さい、私は御恩になったお方ゆえ大事と思うから手厚くお世話をするのでございます、それを恩に掛けるなれば、私も随分貴方へ御恩報じと思って出来ないながらも看病して居る心得でございます、はい」

又「お前のように堅く出られては面白くない、そんな事を云わずに」

と無理遣りに手を取って引寄せまする。この時は腹が立ちますから殴付けてやりたいと思うが、そこは命を助けられた恩義が有るから、余り無下にしても愛想尽し気の毒と存じまして、おやまは何うしようかともじ/\して居ります。

三十九