Japanische Klassiker mit Furigana
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かたきうちふだしょのれいげん
敵討札所の霊験
三遊亭 円朝
Lesen Sie 敵討札所の霊験 (かたきうちふだしょのれいげん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 125.950 Zeichen · 249 Bildschirme
事はない……これさお照お前何故そんなに驚きなさる、私が来たので畳へ頭を摺付け、頭を挙げ得ぬが、何と心得て左様に恐れて居るのか、何うも何ともとんと私には分りません……山平殿それでは誠に御挨拶も出来ぬから頭を挙げて下さい…きん、静かに致して下の締りを宜くして置くが宜いぞ、よう、賊でも這入るといかぬ」
きん「はい誠に何うも何ともお詫の致方もございません、お嬢様が何も私が旧来奉公を致し、他に行く処もないからきんや家を貸せと仰しゃった訳でもございません、世間見ずで入っしゃいますから人の目褄に掛ってはなりませんと私がお招び申したのが初めで、何卒/\御勘弁なすって」
重「これさ静かにしろよう、何だか分りませんが、それじゃア何か差向で居る処へ私が上って来たから、山平殿と不義濫行でもして居ると心得て、私が立腹して此れへ上って来た故、差向で居た上からは申訳は迚も立たぬ、さア済まぬ事をしたと云うので左様に驚きましたか、左様か、然うだろう、然うでなければ然う驚く訳はない、誠にきん貴様は迷惑だ…のう山平殿、役こそ卑いが威儀正しき其の許が、中々常の心掛けと申し、品行も宜しく、柔和温順な人で、他人の女房と不義などをうん…なア…為る