Japanische Klassiker mit Furigana
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かたきうちふだしょのれいげん
敵討札所の霊験
三遊亭 円朝
Lesen Sie 敵討札所の霊験 (かたきうちふだしょのれいげん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 125.950 Zeichen · 249 Bildschirme
処がないから宗円寺様へ逃込んだの」
梅「お前本当じゃアないよ、嚇かしだよ、からかったのだね」
繼「いゝえ、おからかいでないの、一生懸命の顔で怖いこと/\」
梅「一生懸命だって、お前を可愛がって御供物や何か下さる旦那さまだもの、ほんのお酒の上だよ」
繼「然う、私ゃねお父様を捜しに往ったの」
二十
梅「お父様はあのお商いも隙だから、あの金沢から山中の温泉場の方へ商いに往って、事に依ったら大阪へ廻って買出しを致たいからと云って、些とばかり宗慈寺様からね資本を拝借したのだよ、そうして買出しかた/″\お商いに往ったから、半年や一年では帰らないかも知れないよ、その代り確かり仕入れて、以前の半分にも成れば、お繼にも着物を拵えて遣られると云って、お前が可愛いからだね」
繼「そう、お父様が半年も帰らないと私は一人で寝るの」
梅「宜いじゃないか、私が抱いて寝るから」
繼「嬉しい事ね、あの他処の子と異って私は少さい時からお父様とばかり一緒に寝ましたわ、お母さんと一緒に寝られるなら何時までもお父様は帰らないでも宜いの」
梅「然うかえ、私と寝られゝばお父様は帰らないでも嬉しいとお思いかえ、然うお云いだと誠にお前がなア憫然で、なに可愛くなってね、どんなに私が嬉しいか知れないよ、本当に少さいうちから抱いて寝たいけれども、