Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
かたきうちふだしょのれいげん
敵討札所の霊験
三遊亭 円朝
Lesen Sie 敵討札所の霊験 (かたきうちふだしょのれいげん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 125.950 Zeichen · 249 Bildschirme
所の金包を取出して、丁度百六拾金ばかり有りますのを、是を懐中へ入れて、そっと抜け出して来ました。又災も三年置けばと申す譬えの通りで、二十五歳の折に逃げて来ました其の時に、大の方は長くっていかぬから幾許かに売払ったが、小が一本残って居りましたから、まさかの時の用心にと思って短かいのを一本差して、恐々藤屋七兵衞の宅へ帰って来まして、
永「さア早く急げ/\」
と云うので、お梅は男の様な姿に致しまして、自分も頭にはぐるりと米屋冠りに手拭を巻き付けて皆形を変えましたが、眞達も其の後からすっとこ冠りを致し、予て袈裟文庫を預けて有ったが、これはまた何処へ行っても役に立つと思って、その文庫をひっ脊負って、せっせと逃出しました。これから富山へ掛って行けば道順なれども、富山へ行くまでには追分から堺に関所がございますから、あれから道を斜に切れて立山を北に見て、だん/″\といすの宮から大沓川へ掛って、飛騨の高山越をいたす心でございますから、神通川の川上の渡しを越える、その頃の渡し銭は僅か八文で、今から考えると誠に廉いものでござります。無暗に駈通しに駈けまして、五里足らずの道でございますが、恐いが一生懸命、疵持つ