Japanische Klassiker mit Furigana
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かたきうちふだしょのれいげん
敵討札所の霊験
三遊亭 円朝
Lesen Sie 敵討札所の霊験 (かたきうちふだしょのれいげん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 125.950 Zeichen · 249 Bildschirme
気になりました」
婆「何う致しまして、もうこんな爺婆アで何もお役には立ちませんから、どうか御退屈でない様にと申しましても、家もない山の中でございますから、外に仕方もございません、どうか何時までもいらしって下されば仕合せでと、爺も一層蔭でお噂致して居りますよ……爺さんお相手をなさいよ」
又「さアこの御酒を召上りませ、それから鍋は一つしかございませんから取分けて上げましょう」
永「いや皆此処で一緒の方が宜いから」
又「左様でげすか、いろ/\又爺婆の昔話もございますから、少しはお慰みにもなりましょうと思いまして……婆さん、どうも美い酒だのう、宜かろう何うだえ、えゝこの御酒はあの古河町へ往かなければないので、又醤油が好いから甘いねえ、これでね旦那様、江戸の様な旨い味噌で造ったたれを打込んで、獣肉屋の様にぐつ/\遣れば旨いが、それだけの事はいきません、どうも是では旨くはないが、これへ蕨を入れるもおかしいから止しましょう……へえお盃を戴きます、私も若い時分には随分大酒もいたしましたが、もう年を取っては直に酔いますなア、それでも毎晩酣鍋に一杯位ずつは遣らかします」