Japanische Klassiker mit Furigana
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ぶんしちもとゆい
文七元結
三遊亭 円朝
Lesen Sie 文七元結 (ぶんしちもとゆい) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 15.240 Zeichen · 31 Bildschirme
んだ、アヽ危い処だ、ムヽ、其のお方はお前の命の親だ、御真実なお人だの、何うも百金と云う金を直ぐに恵んで下さるとは有難いお方だ、その何は何処のお方で何んと云うお方様だ」
文「ヘエ……何んてえお方だか存じません」
主「馬鹿だねお前何うもコレ百両という大金を戴きながら、其のお方のお名前も宿所も聞かんてえ事はありませんよ」
文「お名前も所もお聞き申す間もないので、アレ/\といってる中に、ポンと金を打ッ附けて逃げて往きました」
主「金を人に投げ附けて逃げて行く奴があるものか、お名前が知れんじゃアお礼の為ようもなし、本当に困るじゃアねえか」
文「ヘエ、誠に何うも済みませんで」
主「ムー……娘を売った金とかいったな」
文「ヘエ、その今年十七になるお久さんという娘の身を角海老へ売った金が百両あるから、これをお前に遣るが、娘は女郎にならなけりゃアならない、悪い病を受けて死ぬかも知れないから、明暮凶事のないように、平常信心する不動様へでも何んでも、お線香を上げてくれと、男泣きに泣きながら頼みましたが、旦那さまえ、何うか店の傍へ不動様を一つお拵えなす