Japanische Klassiker mit Furigana
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ぶんがくにあらわれたるとうほくちほうのちほうしょく
文学に現れたる東北地方の地方色
佐左木 俊郎
Lesen Sie 文学に現れたる東北地方の地方色 (ぶんがくにあらわれたるとうほくちほうのちほうしょく) von 佐左木 俊郎 (ささきとしろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 6.298 Zeichen · 13 Bildschirme
三郎といふ女のやうにきれいな子が自家の店棚から清酒の四合壜を一本盗んで来た。それから廻船附船屋の吉太郎が、銅貨箱から盗んで、赤い下帯へかくしておいた二銭銅貨で、豆腐と葱を買つた、醤油や、七輪や鍋は空地に一番近い豊公の家から持ち運んで来た。」
これも金子洋文氏の『鴎』という短篇の一節で、ここには、土崎港辺の海岸の地方色が、判然と出ています。
約束の三十分が参りましたから、私の「文学に現れたる東北地方の地方色」は、これぐらいにいたして置きます。
――昭和七年(一九三二年)八月二十八日放送――