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Japanische Klassiker mit Furigana

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ぎんがてつどうのよる

新編 銀河鉄道の夜

宮沢 賢治

Lesen Sie 新編 銀河鉄道の夜 (ぎんがてつどうのよる) von Miyazawa Kenji (宮沢 賢治) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 135.030 Zeichen · 274 Bildschirme

Aozora Bunko

二人がキャベジを穫るときは僕はいつでも見に行った。

ペムペルがキャベジの太い根を截ってそれをはたけにころがすと、ネリは両手でそれをもって水いろに塗られた一輪車に入れるのだ。そして二人は車を押して黄色のガラスの納屋にキャベジを運んだのだ。青いキャベジがころがってるのはそれはずいぶん立派だよ。

そして二人はたった二人だけずいぶんたのしくくらしていた。」

「おとなはそこらに居なかったの。」わたしはふと思い付いてそうたずねました。

「おとなはすこしもそこらあたりに居なかった。なぜならペムペルとネリの兄妹の二人はたった二人だけずいぶん愉快にくらしてたから。

けれどほんとうにかあいそうだ。

ペムペルという子は全くいい子だったのにかあいそうなことをした。

ネリという子は全くかあいらしい女の子だったのにかあいそうなことをした。」

蜂雀は俄かにだまってしまいました。

私はもう全く気が気でありませんでした。

蜂雀はいよいよだまってガラスの向うでしんとしています。

私もしばらくは耐えて膝を両手で抱えてじっとしていましたけれどもあんまり蜂雀がいつまでもだまっているもんですからそれにそのだまりようと云ったらたとえ一ぺん死んだ人が二度とお墓から出て来ようたって口なんか聞くもんかと云うように見えましたのでとうとう私は居たたまらなくなり