Japanische Klassiker mit Furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 13.809 Zeichen · 28 Bildschirme
それから頬づえをついて前の庭の様子を□□はじめたんです。
一番目立ってさいて居る紫陽花は日あたりがつよいんでもう色があせ出して白っぽくなってグンニャリして居るところと云ったらまア、ほんとにいやらしい七面鳥のとさか見たいな気がするもんですネー、柿がそりゃあ落ちるんです、秋になって赤い実の数がへると困ると、おしくって糸でむすびつけて置きたいほどですの、柿が好物なもんでネ。まだ若い青桐は細い枝にもうあきが来たように茶色のカサカサな葉を沢山もって二三枚は地面に落ちてまで居るんですもの、気まぐれにも程が有りますものをネー、まるで夏をちゃかして居るように~~。
お昼はぬきにしちまいました、紅茶をのんだっきりで……
午後っからは又元のところで又原稿紙四角をうめたり、本をよんだりして夕御はんになってしまいました。
「百合子さんの本虫さん」ってあなたにひやかされたの思い出しながら御風呂をあびてからあなたんところへ、御たよりをかくときめたんです。
夜はとなりの御嬢さんの白い着物と蚊遣の煙りと私の浴衣の大きな模様と長い袖口から一寸出て居る、ムクムクの手がきれいに見えてました。
このお手紙をかいたのは夜の九時、