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Japanische Klassiker mit Furigana

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しゅんかしゅうとうりょうりおうこくじょにかえて

春夏秋冬 料理王国

北大路 魯山人

Lesen Sie 春夏秋冬 料理王国 (しゅんかしゅうとうりょうりおうこくじょにかえて) von 北大路 魯山人 (きたおおじろさんじん) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 8.328 Zeichen · 18 Bildschirme

Aozora Bunko

今もって無知なる当局の取締方針など、このまま無責任に放置せず、あり余るこの魚族を有毒との理由から、無暗と放棄し来たった過去の無定見を反省し、更に更に研究して、ふぐの存在を十分有意義ならしめたいと私は望んでいる。

ふぐは果して毒魚だろうか。中毒する恐れがあるかないか。ふぐを料理し、好んで食った私の経験からすると、ふぐには決して中毒しないと言いたい。九州大学その他の医学者が専門に研究して発表したこともあるが、それによっても、ふぐの肉はいかなる種類のふぐでも無毒とされている。卵巣と肝臓とを食わなければ無毒だと言っている。私もその通りだと思う。要するに、猛毒といっても、肉にあるのではないから、都合よくできていて、解明はすこぶる簡単だ。要は、血液に遠ざかることである。わずかににじみ出る血液くらいでは致死量に至らないようだ。むしろ醍醐味となって、美味の働きをしているのかも知れない。いずれにしても、肉を生身で食うのが一番うまいのだから、素人は皮だの腸だのは食わなくてもよい。しかし、頭肉、口唇、雄魚の白子はうまいからチリにして味わうべきだ。下関のは鮮度の高いやつを腸抜きにして急行で送って来るから、これなら間違いないはずだ。