Japanische Klassiker mit Furigana
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とけいやしきのひみつ
時計屋敷の秘密
海野 十三
Lesen Sie 時計屋敷の秘密 (とけいやしきのひみつ) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 36.481 Zeichen · 74 Bildschirme
「いいじゃないか、カズ子さんなら、秘密をまもってくれるよ、だってカズ子さんのお父さんも、あの行方不明になった一人なんだからね」
六条君がいった。カズ子は、副班長として時計屋敷の掃除にはいっていった吉見勤の娘だった。
「ええ、あたしは秘密をまもりますわ、そしてお礼を申しますわ、お父さまたちを探し出してちょうだいね。また、あたしたち女の子に手つだうことがあったら、喜んで手つだいますわ」
「うん、またたのむかもしれないけれどね、とにかくぼくたちのことは、だまっているんだよ」
八木団長は、そういって、カズ子に念をおした。
さて少年たちは、午後二時に、学校がひけると、一度家へかえったあとで、そっと家をぬけ出して、集合所の鎮守さまの境内へ急いだ。
午後二時二十分に、五人の少年探偵は、せいぞろいをすることができた。
「じゃあ、いよいよ出かけよう、今日は、時計屋敷の中へはいっても、時計の塔までのぼれば、それで今日の仕事はすんだことにして、すぐ外へ出よう、ねえ」
団長の音松は、そういった。
「それじゃ、あっけないね、せっかく探偵にはいるんだから、もっと調べようよ」
二宮は、不満を顔に出して、そういった。