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Japanische Klassiker mit Furigana

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さいこにほんのじょせいせいかつのこんてい

最古日本の女性生活の根柢

折口 信夫

Lesen Sie 最古日本の女性生活の根柢 (さいこにほんのじょせいせいかつのこんてい) von 折口 信夫 (おりくちしのぶ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 9.493 Zeichen · 19 Bildschirme

Aozora Bunko

新嘗の夜は、神と巫女と相共に、米の贄を喰う晩で、神事に与らぬ男や家族は、脇に出払うたのである。早稲を煮たお上り物を奉る夜だといっても、あの人の来ているのを知って、表に立たしておかれようか、という処女なる神人の心持ちを出した民謡である。後のは、亭主を外へ出してやって、女房一人、神人としての役をとり行うているこの家の戸を、つき動かすのは誰だ。さては、忍び男だな、というくらいの意味である。

神社が祭りを専門に行うところというふうになって、家々の祭りがだんだん行われなくなると、家の処女や、主婦が巫女としての為事を忘れてしまうようになる。それでも徳川の末までは、一時上などと言って、女の神人を、祭りのために、臨時に民家から択び出すような風が、方々にあったことを思えば、神来って、家々を訪問する夜には、いわゆる「女の家」が実現せられたのであった。

沖縄でも、地方地方の祭りの日に、家族は海岸などに出て、女だけが残って、神に仕える風がかなり多い。