Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
さいしゅうせんそうろん
最終戦争論・戦争史大観
石原 莞爾
Lesen Sie 最終戦争論・戦争史大観 (さいしゅうせんそうろん) von 石原 莞爾 (いしわらかんじ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 154.783 Zeichen · 305 Bildschirme
元来漢民族は共産主義に対し、日本人のように尖鋭な対抗意識を持たない。防共ということはどうもピンと来ぬらしい。彼らは共産主義は恐れていない。故に防共の第一義は民心を安定し、安居楽業を与える事である。多くの漢人に対し共産主義の害毒を日本人に対するように宣伝をしてもどうも余り響かないらしい。共産主義が西洋覇道の最先端にある事を明らかにし、国内で真に王道を行なえば共産軍は大して心配の必要なく、民心真に安定すればスパイの防止も自然に出来る。民心が離れているのに日系警官や憲兵でスパイや謀略を防がんとしても至難である。
満州国防衛の第一主義は民心の把握であり、建国精神、即ち民族協和の実践である事を銘心せねばならぬ。
かつて昭和十二年秋関東軍参謀副長として着任、皇帝に拝謁の際、皇帝から「日系軍官」の名を無くして貰いたいとの御言葉を賜って深く感激したことがある。これは今日も遺憾ながら実現せられていない。私としては誠に御申訳ないと自責しているのである。
複合民族の国家では各民族軍隊を造る事が正しいと信ずる。即ち満州国では日本人は日満議定書に基づき、日本軍隊に入って国防に当るのであるが、それ以外の民族は各別に軍隊を編制すべきである。