Japanische Klassiker mit Furigana
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まつとふじげいぎのかえもん
松と藤芸妓の替紋
三遊亭 円朝
Lesen Sie 松と藤芸妓の替紋 (まつとふじげいぎのかえもん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 46.921 Zeichen · 94 Bildschirme
方なら私の方から願おうが、それがそれ何うもはいと云う事も出来ないような訳、何しろ事柄が大きいから」
庄「じゃア四百円お金を出せば身請が出来るの」
婆「左様さ四百円有れば出来ますねえ」
庄「屹度それならば身請をさせて下さるか」
婆「そう出ればまア……夢見ていな……恵比寿講の売買の様なお話でございますからね」
庄「実はね、母に打明けて話したら、芸妓の身請は何のくらいのものだろうというから、先ず三百両ぐらい掛ろうと云ったら実は母も驚いて、昔は五十両もあれば出来たものを大分高いと云ったが、実は斯々だと云ったら、まア三百円の金も無いけれども、そうなりゃ身請をしたら宜かろうと、親族から漸くに少し金策が出来て、実は此処に四百円才覚をして来たんだが、此の金で身請をさせて下されば、今日直ぐに書附を取替わして美代吉だけを連れて往きたいが御得心かえ」
婆「あれ、あなた本当のお金……」
庄「本当のお金だって(苦笑)」
婆「まア何うも恐れ入りますねえ、まア何うも藤川さん、本当にあなたまア何うも誠に私ゃアホヽヽヽヽ(笑)一寸お音信をしたいと思って居りましたけれども、斯ういう忙がしい中で、まア美代吉にも私ゃアいつでもそう云う