Japanische Klassiker mit Furigana
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ねぎしおゆきのまつ いんがづかのゆらい
根岸お行の松 因果塚の由来
三遊亭 円朝
Lesen Sie 根岸お行の松 因果塚の由来 (ねぎしおゆきのまつ いんがづかのゆらい) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 78.967 Zeichen · 157 Bildschirme
なって、身請の下談(したばな)しが始まりましたんで、花里は恟(びっく)りいたして一度二度は体(てい)よく瞞(ごま)かしておき、斯うなっては最(も)う振ってふって振りぬいて、先から愛憎(あいそ)をつかさせるより手段(てだて)はないと、それからというものお座敷へは出るが腹が痛むの頭痛がするのと、我儘ばかり云っても海上は身請まで為(し)ようという熱心でございますから、花里が嫌(いや)でふるとは思われませんで、これも我には心易(こゝろやす)だての我儘と自惚(うぬぼれ)が嵩(こう)じていましたから、情人(おとこ)の為に嫌われると気の注(つ)きませんで持ったもの。先ず一心に凝(こ)っていらっしゃるときは誰方(どなた)でも斯ういう塩梅なものでございましょう。いやがッて居ればその客が余計に来るもので、海上は頻(しき)りと登楼いたし、花里には延(のべ)たらに昼夜の揚代(ぎょく)がついておりますから、座敷へ入れないことは出来ぬ、まるで我(わが)部屋は貸し切りにしたような始末で、まことに都合がわるい。伊之吉が来ても何時も名代部屋で帰して仕舞わねばならぬ。