Japanische Klassiker mit Furigana
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ねぎしおゆきのまつ いんがづかのゆらい
根岸お行の松 因果塚の由来
三遊亭 円朝
Lesen Sie 根岸お行の松 因果塚の由来 (ねぎしおゆきのまつ いんがづかのゆらい) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 78.967 Zeichen · 157 Bildschirme
気遣いはない、花里(あれ)の性質はよッく知っているが、己らを袖にして生きてはいぬ、が、花里(あれ)とても素人じゃアなし、多くのお客に肌身をゆるし可愛(かわいゝ)のすべッたのと云う娼妓だ、いくらあゝ立派な口をきゝ、飽まで己らに情をたてると云ってゝも、フイと気が変って海上に靡(なび)かないとも限らないから、と頻(しき)りに考え込んでいるのは伊之吉でげすがね。花里が小主水の差金(さしがね)で身請を諾(だく)しますと直ぐ、伊之吉の許(もと)へ品川から使い屋が飛んでまいった。此のごろは二階を堰(せ)かれているんでげすから、折々花魁から使い屋をたてゝ文の遣取(やりと)りに心を通じている場合、何か急な用が出来て花里から使い屋をよこしたのだと思いますと、小主水からの使いで、文面を読むたびに恟(びっく)りばかりいたしましたが、親切に細々(こま/″\)書いてあるから伊之吉もその通りにいたし、身請の当夜を待ち、指図のごとく一艘の小舟を借りまして、宵の口から品川の海辺に出で汐を見ますと、丁度高潮まわりで段々と汐のさしてまいる端(はな)でげすから、伊之吉喜び勇みまして、舟を和国楼の石垣のとこへつけ、息を殺して潜んでいる