Japanische Klassiker mit Furigana
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ねぎしおゆきのまつ いんがづかのゆらい
根岸お行の松 因果塚の由来
三遊亭 円朝
Lesen Sie 根岸お行の松 因果塚の由来 (ねぎしおゆきのまつ いんがづかのゆらい) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 78.967 Zeichen · 157 Bildschirme
のだから旨く行ってくれゝば宜(い)いがと、庭の方で足音でもしはせぬかと、そればかりに耳をたてゝおりますが、さっぱり足音もしない。二階ではいよ/\大騒ぎで、陽気になってまいる。すると花里々々とこえがチラリ/\と聞えるので、また一層の苦になって堪りません。エヽ詰らない馬鹿々々しいや、斯うして心配しているのに彼女(あいつ)は、あの仲間にはいって笑っているかも知れんと、水上警察の巡廻船に注意いたしつゝ、そっと首をあげまして石垣につかまり、伸びあがって楼内(うち)の様子をうかゞっていまする。と、庭は真闇(まっくら)でげすから些(ちっ)とも分りませんが、海面に向ってある裏木戸のところで、コツリガチャリという音がするので、伊之吉は恟りいたし伸した首をちゞめ、また舟の中に小さくなっている、錠でも外すような音がいよ/\耳につきますから、またそっと伸あがって木戸のあたりを透(すか)して見ますると、暗夜(やみ)で判然(はっきり)とは分りませんが、何(なん)だか白いふわり/\としたものが見えました。それから熟(よ)く耳を澄(すま)してきゝますと人の息をする